坂本藍子新作展 “サンタ マグノリア”

[ 2013年11月11日 ]

2013年12月6日(金)~25日(水) 終了しました
休廊:日・祝
営業時間:11:00~18:30
在廊日:(12/6終日)、(12/7 15時~)、(12/10・11・12・13・14・18・19・20・21・24・25 13時~)

日本画家・坂本藍子の当画廊初の個展を開催いたします。
木蓮の大木に灯る花の蕾が印象的な幅約7mの大作「santa magnolia」をはじめ、水面の透明感や森の深い静寂をたたえた「青」と、蝶の艶やかさとのコントラストが美しい連作小品など、約20点の作品を展示いたします。小品は、平面に蝶の立体(和紙に着彩)を組み合わせた、作家による初のミクストメディア作品となります。また、映像・音・ミクストメディアによるインスタレーション作品「birth」も、会場の一画で常時ご覧いただけます。
本年を締めくくるに相応しい静謐な空間が誕生いたしました。

闇と光、
夜と朝、
水と火、
内と外、
対比するものが、
流れるように連なっていく
心の中の風景

「かげとひかりのひとくさりづつ、
そのとおりの心象スケッチです。」

2013年10月 坂本藍子

[ ブログ ] 坂本藍子新作展“サンタ マグノリア” 2013.12.6~25

[ 2013年12月9日 ]


当ギャラリーで展示された最大サイズの作品
「santa magnolia」194×680cm、麻紙、岩絵具
宮澤賢治の詩『マグノリアの木』から想を得て制作。


画廊奥には「歩き続ける人」162×162cm、麻紙、岩絵具
透き通るような眼と視線が印象的な大作。奥の樹の木漏れ日が佇む人の記憶を暗示させているかのよう。



緑青色の連作『water garden』、濃青色の連作『little forest』
各15.6×24.3cm 麻紙、岩絵具、箔
坂本さんは、水の波紋や木々の木漏れ日など、一瞬の内に変化してしまうものに心を捉えられ描き続けています。
今展では、記憶の中の風景が美しい蝶になって現れました。
*全ての蝶は坂本さんの手により、1羽づつ作られています。


↓ 「birth」は、誕生したばかりの蝶の群れに、
水紋のきらめきを映像で投影させたインスタレーション作品。
映像と音は、個展会期中、途切れることなく会場内に流れています。


インスタレーション「birth」48.5×134.5cm
麻紙、岩絵具、箔、映像作品

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